ベトナムでの移動手段、知っていますか?ベトナムでは日本と違い電車が街中を走っているわけではないので、注意が必要です。
現地での移動手段を知っておかないと、観光地も調べたしホテルも押さえて完璧!と思っていざ空港に着くと、「あれ・・・どうやってホテルまで行くんだっけ・・・?」という事態になりかねません。
また、タクシーで騙されてぼったくられた、という話もよくある話なので、事前にしっかり確認しておきましょう。
今回は、現地に着く前に絶対に押さえておきたいベトナム国内の交通手段をご紹介していきます。
この記事を読んでいただければ、
◆ベトナムの街中での安全な移動方法がわかる
◆ホーチミンからニャチャンなど、都市間の移動方法がわかる
ようになります。現地で無用な不安をしなくてもいいように、事前にしっかり確認して安全にベトナムを楽しみましょう!
Contents
街中移動
1. タクシー
ベトナムへ旅行に行くなら絶対に押さえておきたい移動手段がタクシーです。
路線バスやバイクタクシーと比較すると値段は割高になりますが、安全で乗り方も簡単なのでとってもおすすめです。
空港からホテルまでの移動もタクシーが楽ですよ!
タクシーの乗り方
日本と同じように手を上げてタクシーを止めましょう。街中であれば至るところにタクシーが走っているので、簡単に止めることができまよ!
ホテルであればフロントで呼んでもらうことも可能です。
タクシーに乗車したら地図や住所を運転手さんに見せて、目的地まで行ってもらいましょう。
タクシーに乗る際の注意点
中には日本人とわかると高額な値段をふっかけてくるタクシーもあるので、注意が必要です。
特に空港では、しつこく声をかけてきたり、強引に荷物を奪ってきたりするタクシーもあります。そのようなタクシーには 絶対に乗らないようにしましょう。
安全なVinasun(ビナサン)かMai Linh(マイリン)どちらかのタクシーを選ぶようにしましょう!
また、後から何か問題が発覚した際に連絡が取れるよう、タクシー運転手の名前と連絡先を確認しておくのも良いでしょう。
タクシーの料金
タンソンニャット空港〜ホーチミン市街=200,000ドン(約1,000円)
ノイバイ空港〜ハノイ市街=400,000ドン(約2,000円)
2. バイクタクシー(Xe ôm)
ベトナムといえば大量のバイクというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
生活水準も上がりつつあり、車も増えてきていますが、まだまだバイクが主流の国です。
そんなベトナム庶民の足であるバイクで目的地まで連れて行ってもらえる、「バイクタクシー(Xe ôm)」についてご紹介します。
バイクタクシーの乗り方
ハノイやホーチミンを歩いていると、道端にバイクを停め、おしゃべりをしていたり眠っていたりするおじさんを見かけることがあると思います。
それがバイクタクシーです。運転手に声をかけ、①目的地、②料金の2点を確認しましょう。値段交渉をすることも可能です。
バイクタクシーに乗る際の注意点
急にスピードを出したり、歩道に乗り上げたりと、ベトナムのバイクの運転はとても荒いので、振り落とされたりしないように注意が必要です。
ヘルメットをしっかり被り、バイクにしがみついて乗るようにしましょう。
また、乗車前にしっかりと料金の確認をした上で乗車しましょう。(私は初めてベトナムに行った時に相場の10倍くらいの料金を取られました泣)
バイクタクシーの料金
移動距離にもよりますが、だいたいタクシーの1/2~2/3くらいの値段です。(乗車前に確認しておきましょう)
3. 路線バス
難易度が高いので旅行者にはあまりおすすめできませんが、路線バスで移動することも可能です。
バスに乗るメリットはなんと言ってもその安さ!一律7000ドン(約40円)で乗ることができます。
タクシーに飽きた、可能な限り安く移動したい、という方は是非挑戦してみてください。
路線バスの乗り方
- 目的地に着くバスの番号を調べる
ベトナムのバスにはそれぞれ番号が振られています。目的地に行くバスの番号を調べ、最寄りのバス停に行きましょう。
参考サイト:https://xe-buyt.com/ban-do-xe-bus-ha-noi - バス停でバスを待つ
ベトナムの路線バスには正確な時刻表がなく、「15分間隔くらいでくるよ」くらいのアバウトな感じでしかダイヤが書いてありません。
なので、目当ての番号のバスが来るまでバス停で待ちましょう。これも時間にあまりとらわれないベトナムらしさですね笑 - バスに乗って料金を払う
バスが到着したら、すぐにバスに乗りましょう。一瞬で行ってしまうので、急いで乗らないと置いていかれちゃいます。気をつけましょう。バスに乗車したら車掌さんに料金を払って青色の切符をもらいましょう。 - 目的地についたら急いで降りる
目的地についたら乗降口の前に立って降りる準備をし、止まってドアが開いたら急いで降りましょう。
路線バスに乗る際の注意点
乗り降りの時間は一瞬しかありません。急いで乗らないと乗っている途中に出発してしまって危険なので、乗る前、降りる前には心の準備をしておきましょう。
路線バスの料金
7,000ドン(地域によって異なる)
長距離移動
1. 飛行機
ベトナムには新幹線など、長距離移動用の高速鉄道がありません。なので、ハノイ→ホーチミン、ホーチミン→ダナンなどの移動は、飛行機が一番おすすめです。
国内線は、ベトナム航空だけでなく、ベトジェットやジェットスターなどのLCCも利用可能です。
飛行機チケットの予約方法
ツアー会社で予約することも可能ですが、最安値で予約するならスカイスキャナーやエアトリなどの予約サイトを利用するのがおすすめです。
次の移動先でのホテルも同時に予約するとさらに安く予約することができるので是非利用してみてください。
2. 長距離バス
ホーチミンからニャチャンやハノイからやハロン湾など近郊の観光地までの移動には、長距離バスがおすすめです。
ベトナムの長距離バスは横になれる寝台バスが多いので、ゆったりと過ごすことができますよ!
長距離バスの予約方法
ホーチミンではバックパッカー街であるブイビエン通り(Bùi Viện)やファングーラオ通り(Phạm Ngũ Lão)のツアー会社で予約することができます。
ハノイは旧市街やバックパッカー街のゴーフィン通り(Đường Ngõ Huyện)のツアー会社で予約することができます。ツアー会社はシンツーリスト(シンカフェ)などが有名です。
ホーチミン・ブイビエン通り(Bùi Viện)
ハノイ・ゴーフィン通り(Đường Ngõ Huyện)
長距離バスに乗る際の注意点
最低限の水はもらえることが多いですが、食事はついていないことが多いです。
途中のサービスエリアのようなところで休憩することもありますが、お菓子などの食べ物しか買えないこともありますので、軽く食事の用意をしておくと良いかもしれません。
また、サービスエリアのトイレはあまり衛生的ではなかったり、紙が置いてなかったりすることもあるので注意しましょう。
3. 列車(統一鉄道)
あまりメジャーではありませんが、ベトナムには首都ハノイからホーチミンまで鉄道が通っています。
ベトナム戦争で破壊されるなどしましたが、終戦後の1976年後に修復が完了しました。それ以来、「統一鉄道」と呼ばれ、南北統一のシンボルとなっています。
最速でも29時間30分と、かなり時間はかかりますが、車窓からベトナムの田舎の風景なども眺めるなど貴重な体験ができます。
チケットの購入方法
チケットのはベトナム国鉄のHPから簡単に予約することができます。
ネットでチケットを予約し、各ターミナル駅(ハノイ駅、サイゴン駅)でチケットを受け取りましょう。(外国人はパスポートが必要です)
詳しい購入方法はこちらでわかりやすく紹介されていますので、是非参考にしてみてください
鉄道で移動する際の注意点
日本のように厳格に時間が守られる訳ではなく、途中で何度も止まったりするので急いでいる場合は利用しないほうが良いかもしれません。
また、ベトナム人はドリアンなど強烈な匂いを放つ果物や食べ物を車内で食べることもあるので、マスクをするなど匂い対策をしておくと良いかもしれません。
まとめ
ベトナム旅行の際に必ず知っておきたい移動手段をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
個別の詳しい利用方法などはまた個別の記事に書きたいと思いますので、お楽しみに!